講道館秋季全国柔道高段者大会が10月25日(日)、東京・講道館で午前9時から開催される。主催は公益財団法人講道館。

講道館は1882年、嘉納治五郎が創設し、翌1883年に段位制度を設けた。黒帯はここから始まり、140年以上たった今も、初段以上の証として柔道を続ける人々の目標であり続けている。高段者大会は、その黒帯の高段者が集う場だ。

講道館の段位には二つの道がある。一つは推薦で、所属道場や段位推薦委託団体の推薦を受け、実技と形の審査を通り、講道館の審議を経て認定される。もう一つは試合で取る道だ。選抜された大会と高段者大会の成績は得点として加算され、高段者大会の成績は年に1試合のみ計上できる。

つまり黒帯には、推薦と形の講習で得るものと、大会で一試合ずつ勝ち取るものがある。後者は容易ではない。高段者大会は、試合の成績が段位に結びつく数少ない場であり、ここで取った高段は、柔道人にとって黒帯の最高峰とされる。

参加資格は男子が五段から八段、女子が四段以上。体重別はなく、段位別に年齢や体重などを考慮して主催者が組み合わせを決めるため、年齢も体格も異なる選手が同じ段位で顔を合わせる。

大会は春と秋の年2回、いずれも講道館で開かれる。

出典