香港のKuma Dojoが公式サイトに新しい「DOJO」ページを公開した。単なる施設案内ではなく、柔道における根本的な問い——どんな場所が道場なのか——を投げかけている。

ページは明快にこう記している。ジムで柔道を練習することはできる。しかし畳を敷いただけでは道場にはならない。畳があっても、それだけでは道場とは限らない。柔道人にとって道場は、畳のある部屋以上のものである。投技、寝技、乱取、道着の整え方、畳の上がり下がり、道場の清掃、勝敗に向き合うこと、力の加減——それらすべてが稽古の一部を成す。

礼は単なる形式ではない。ページは、礼が感謝と尊重の表現であると説明する。師の指導への感謝、そして一緒に稽古してくれる相手への敬意。相手がいなければ上達はない。乱取の相手は道具ではなく、互いの成長を助けるパートナーである。講道館はこれを「自他共栄」と呼び、心身の力を最もよく使うことを「精力善用」と呼ぶ。

ページのもう一つの焦点は安全である。KUMA Floor Systemは、Kumaの一門(塾生たち)が自ら設計し、寸法を測り、組み立て、取り付けた衝撃緩和床で、畳の下に置かれ、投技や着地の衝撃を吸収・分散する。稽古中は見えないが、着地のときそれを感じる。KUMAでは、安全は畳の下から始まる。

さらに、安全は床だけの問題ではないとページは強調する。畳は安定した表面とグリップを提供し、下の床は弾性で力を分散させるが、正しい受身、適切な指導、力加減、清掃、定期点検も欠かせない。畳や弾性床は衝撃を減らすものであって、けがを完全に防ぐものではない。

このページが問いかけることは、香港の柔道にも当てはまる。「柔道をする場所」と「柔道の技術・礼法・価値観を伝える道場」——私たちが話しているのは、本当に同じものなのだろうか。

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