ポルトガル柔道界の名選手テルマ・モンテイロが、国際柔道連盟(IJF)のJudoPodインタビューで、6度のオリンピックサイクルにまたがる競技生活を振り返った。彼女にとってメダルが記録するのは結果の一部にすぎない。選手を真に形づくるものには、長年にわたる犠牲、敗戦後の立て直し、重圧の中で自分自身を理解していく過程も含まれる。

モンテイロは試合での強い集中力と攻撃的な姿勢で知られる一方、試合を離れると内気で内向的だと自身を評した。二つの状態の間に明確な境界を設け、感情を力に変えながら、重要な局面では冷静な判断を保つ必要があったという。

心理面の準備は、長年にわたる稽古の重要な一部だった。スポーツ心理面の支援がまだ普及していなかった頃から、特定の相手、試合会場、決勝の重圧をあらかじめ思い描くイメージトレーニングを取り入れていた。実際に試合場に立つ頃には、その状況を頭の中で何度も経験していた。

競技環境の変化についても語った。かつては選手が心理カウンセリングを受けることがタブー視される場合もあったが、現在ではメンタルヘルスの支援がトップスポーツの一部になりつつある。一方、若い選手は別の重圧にも直面している。SNSが絶え間ない比較を生み、敗戦や周囲の批評を日常生活から切り離すことを難しくしている。

ルール変更もモンテイロの技術に直接影響した。柔道で脚を直接つかむ技術が禁止された際には、それまでのスタイルが通用し続けるのか疑問視された。彼女は過去にとどまらず、技術と試合運びを調整し、変化を競技生活の継続に欠かせないものとして受け止めた。

オリンピックへの道のりは順調ではなかった。2012年ロンドン大会での初戦敗退は大きな打撃となった。初めてオリンピックに出場してから12年後の2016年リオデジャネイロ大会で、ようやく表彰台に立った。この銅メダルは競技生活の大きな転機となった。

その後、モンテイロは6度目のオリンピック出場権を得られなかった。観客としてパリ大会の選手村を訪れた時、競技生活が終わったことを少しずつ受け入れたという。過去を振り返る気持ちは後悔ではなく、長年の柔道人生への感謝だった。

彼女の経験が示すのは、精神的回復力とは選手に感情を一切持たないよう求めることではなく、敗戦、ルール変更、立場の変化、競技生活の終わりに直面した時、自分の進む方向を改めて理解する力だということだ。

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