全日本柔道連盟の女子監督・塚田真希が、異例の国際日程に臨むチームの準備について語った。愛知・名古屋アジア競技大会は9月30日から10月3日まで、バクー世界柔道選手権大会はその翌日から始まり、日本勢は12日連続で国際大会を戦うことになる。
アジア大会の柔道競技は愛知国際アリーナで行われ、毎日11時から予選、17時から決勝が行われる。世界選手権は10月4日から11日までアゼルバイジャンのバクーで開催される。両大会はいずれも2028年ロサンゼルス五輪の出場資格に関わる。
映像:TBS sports — 2024年10月、塚田真希さんが女子代表監督に就任した際のアーカイブ映像。YouTubeで見る国内合宿、そしてカザフスタンへ
塚田監督によると、両大会の代表選手は4月に決定し、5月から合宿が始まった。その後、個別分散合宿を重ね、8月にはカザフスタンで強化合宿を実施した。夏の暑さで集中力が低下しやすい時期ではあったが、準備はおおむね順調に進み、けがも軽度にとどまっているという。
カザフスタン合宿では予想外の収穫があった。対戦が予想された選手の参加は当初の想定より少なかったが、それでも外国選手特有の力強さやリーチの長さ、左右どちらでも組める組み手など、国内では得られない特徴への対応を確認できた。外国人選手との乱取りは常に試合を想定した強度で行われ、負荷は高いが質の高い練習になる。国際経験の浅い若手にとって大きな刺激となった。
海外合宿はチームビルディングの観点でも重要だという。日常とは異なる環境で選手とコーチが時間を共有することで、コミュニケーションが密になり、互いの理解が深まる貴重な機会となる。
最終調整へ
9月には事前合宿が予定されており、そこで選手の状態を確認したうえで、所属の監督・コーチと連携しながら本番に向けた最終調整を進める。塚田監督は、両大会が2028年ロサンゼルス五輪を見据えても重要だと述べた。

