この夏、ゲオルギー・ザンタライアが世界クラスの柔道家たちとともにウクライナを訪れ、第3回ウクライナ柔道合宿を主催した。全国から若手選手とコーチが集まった。ザンタライアは2009年世界王者(60kg級)で、キエフ柔道連盟の会長も務めている。

合宿には3人の特別ゲストが参加した。イタリアのマヌエル・ロンバルド、ジョージアのルカ・マイスラゼ、そしてゼベダ・レフビアシビリ。ザンタライアのキャリアは世界選手権のメダル6個と欧州タイトル3回。ロンバルドはジュニア世界王者で、シニア世界選手権では2度銀メダルを獲得。マイスラゼは2023年に90kg級で世界王者となった。

若手選手たちが受けたのは講義ではない。王者たちは畳に上がって稽古相手になり、繰り返しの乱取の中で技術を示し、エリート選手にとっての基本とは何かを伝えた。組み手、足さばき、重心。そして練習と試合を分ける持続力。

ウクライナの次世代にとって、その意味は技の枠を超える。元世界王者が決勝と同じ真剣さで基本に取り組み、惜しみなく知識を共有する姿を見れば、柔道のコミュニティが一つの道場や都市、国代表チームの枠を超えて広がっていることが分かる。知識は畳の上で、世代から世代へと受け継がれていく。

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