2026年IBSA欧州視覚障害者柔道選手権が、ドイツ・ハイデルベルクで開催される。国際視覚障害者スポーツ連盟の公式イベントページでは現在、イベント期間を8月9日から16日までとしており、大会は正式な公認イベントに位置付けられている。
視覚障害者柔道では、柔道の投技、固技、戦術、基本理念を維持しながら、視覚に制約のある選手のために試合運営の一部を調整している。試合開始時には選手同士が組んだ状態をつくり、双方が触覚、バランス、身体の位置を通じて相手を把握できるようにする。
IBSA柔道は現在、J1とJ2の2つの視覚障害クラスに分かれている。J1は全盲または全盲に近い選手が対象で、柔道衣のゼッケンには赤い円形の印が加えられ、必要に応じて審判員が選手を試合場中央まで案内する。J2は、定められた視力または視野の基準を満たす視覚障害選手が対象で、同じ赤い印は付けられない。
試合では、安全と意思疎通のための調整も行われる。選手が試合場の端に近づいた際、審判員は声で位置を知らせることができる。コーチも指定された状況で、時間と安全に関する限られた情報を伝えられる。こうした措置は、柔道の技術と対戦競技としての本質を保ちながら、選手が安全かつ公平に試合を行えるようにするためのものだ。
国際視覚障害者スポーツ連盟の現行資料には、男子70kg級、81kg級、90kg級、90kg超級、女子52kg級、60kg級、70kg級、70kg超級が記載されている。視覚障害クラスが分かれているため、大会では複数のメダル種目が設けられる。
現時点で公式イベントページが主に確認しているのは、開催地がハイデルベルクであることと、イベント期間が8月9日から16日までであることだ。出場者リスト、日ごとの日程、各種目の正式な競技日は、主催者またはIBSAからの追加発表を待つ必要がある。

